一辺約6,5メートル、隅がややまるみをもった方形の竪穴住居で、いまから約1800年前の弥生時代後期につくられたものです。
火災にあったらしく、柱や垂木などの建築材が炭化して残っていました。住居の中は、4本柱でかこまれた一辺約3,5メートルの中央部と、その周囲に幅約1メートルの床面の高い部分とがあり、そこには壷、かめ、高坏、鉢など約50個の土器がおかれていました。なお付近には、同じ時代の住居が5〜6戸埋まっていることがわかっています。
復元住居は、柱の位置や炭化して残っていた建築材の状態を参考にして設計されたものです。
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